時代を超えるドラムンベース 5選 Drum’n’Bass
90年代に一世を風靡したジャンル「Drum’n’Bass」
埋もれてしまうにはもったいない、時代を超えるダンスミュージック「ドラムンベース」のアルバムを5枚、紹介いたします。
[目次]
作品紹介
4ヒーロー 4Hero - Two Pages
1998年発表
実は全て生演奏のドラムンベース。
素晴らしいアレンジのストリング、
ほんとに人力?と疑ってしまうレベルのタイトなドラム。
録音もよく、全てが高次元でマッチしています。
傑作です。
カフェミュージックとしても、クロスオーバーとしてもお勧めできるこのアルバム。
時代もジャンルも超越してると思うのですが、もしかして埋もれてしまっていませんか?
あ、2枚組ですが、2枚目は聞く必要はないですよ。
スクエアープッシャー Squarepusher - Big Loada
1997年発表
当時ドリルンベースと言われたスクエアプッシャーのミニアルバム。
音数の多い恐るべきドラム表現と美しいメロディーは、アンバランスなようで、これ以上ないアレンジかも、と思ってしまう。
ドラム表現の極北。
それでいてそこそこキャッチー。
エイフェクス・ツイン Aphex Twin - Richard D. James Album
1996年発表
ジャンルと時代を代表するアルバム。
メロウで美しいメロディーに変幻自在のドラム。
天才の仕事です。
リアルタイムで聞けたことを光栄に思っています。
彼がいなかったらドラムンベースの興隆はなかったことでしょう。
グループライダー Grooverider - Mysteries Of Funk
1998年発表
ドラムンベースではあるのだけれど、その実、どす黒いファンク。
軽くなりがちなドラムンベースの中で、重心の低いグルーブを味あわせてくれます。
黒いダンスミュージックの正統派。
女性ボーカルもGOODマッチ。
Technimatic - Through The Hours
2019年発表
ドラムンベースは終わっていなかった!
最新の流儀でドラムンベースをアップデートするTechnimaticのアルバム。
完全に今時のダンスミュージックなのに、ちゃんとドラムンベースしてます。
楽曲、音質のクオリティーも高く、アルバムを通して楽しめます。
歌物メインなのもナイスです。
応援してます。
まとめ
流行り廃りの激しいダンスミュージックの中で、不思議と音の古さを感じさせないドラムンベース。
紹介した5枚は今聴いても古さを感じさせません。どころか、知らない人は新鮮に感じるかもです。
以上、ご参考になれば幸いです。