【ダブ】 作品紹介厳選5枚 【DUB】
「DUB」というジャンルをご存知でしょうか?
レゲエから派生したミックス手法ですが、ミックスそのものがジャンルと化して、HIP-HOPやテクノなど打ち込み系の音楽に多大な影響を与え続けています。
クリエイターなら、聴いておかなきゃいけないDUB。
今回は厳選5枚をご紹介いたします。
[目次]
作品紹介
1:バーニング・スピア / マーカス・ガーベイ:ガーベイズ・ゴースト
Burning Spear: Marcus Garvey/Garvey's Ghost
1975年
ルーツレゲエの金字塔であり、最重要作の1枚。
灼熱のDUB。
1日中かけ続けられてしまうというドラッグ性があります。
こちらは通常盤とダブ盤が1枚になったお得盤です。
2:オーディオ・アクティブ / ハッピー・ハッパー
Audio Active / Happy Happer
1995年
日本が誇るダブマスターの1枚。
人を食ったボーカルとサウンドプロダクション。
ハッピーな葉っぱの香り漂う痛快作。
発表当時、最新の解釈でDUBしてて、時代の先端を走っていました。
3:リントン・クウェシ・ジョンソン / ベース・カルチャー
Bass Culture / Linton Kwesi Johnson
1980年
ポエトリーリーディングというスタイルが図太いベースとよく合っています。
ミニマルな感じと緊張感がたまりません。
ダブ盤もありますが、ダブ盤よりオリジナルの方がダブしてます。
タイトル通り、ベースの音質もサイコーです。
4:ジャー・ウォブル ビル・ラズウェル / Radioaxiom: A Dub Transmission
Jah Wobble,Bill Laswell / Radioaxiom: A Dub Transmission
2001年
唯一無二のベーシストであり、ダブマスターのジャーウォブルから1枚選ぶとすれば、これ。かな?
ビル・ラズウェルと組んだスペーシーなDUB。
やもすると、濃すぎクセ強すぎのジャー・ウォブルの作品群において、この作品の聴きやすさ、入りやすさは群を抜いています。
ジャー・ウォブルは好きになると抜け出せません。
90年代以降、いったいどのくらいアルバムリリースをしているのかわからないくらいの多作です。
5:マッド・プロフェッサー / NO PROTECTION
MASSIVE ATTACK v MAD PROFESSOR / NO PROTECTION
1995年
マッシブ・アタック「Protection」をマッド・プロフェッサーがダブミックス。
非ルーツ系の傑作。
レゲエっぽくないDUBを聴きたい方におすすめします。
オリジナルよりずっとかっこいいです。
ほぼ原型が残っていない、とんでもミックス。
ほぼ酩酊状態の恐るべき音響空間。
他に変わりのないアルバムです。
まとめ
タイプの違うDUBアルバムを5枚ピックアップしました。
まだまだ紹介したい作品があるので、いずれ記事を書きたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです