サーフィン 平日 辻堂 2020年7月13日

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すごく久しぶりに

平日にサーフィンに行きました

 

辻堂です

 

波はイマイチだったけど

人が少なかったこともあり

少ない波を皆でシェアして

とてもピースフルな空間でした

 

休日のように

一つの波に何人も乗るようなことはなく

誰かがパドルを始めたら

他の人は乗らない

 

人生の究極の目的が

幸せになること、だとしたら

こんなに幸せなことはない

と思いました

 

ちょっと極端ですけどね💦

 

ところで

その日の辻堂は

海にびっしりと虫が浮いてました

 

見渡す限りです

 

7:30ごろから急に増えてきました

ビーチも虫だらけ

駐車場にもいました

 

ドン引き。。。😓

 

あの虫はいったいなんだったのでしょうか❓❓❓

 

 

以下、自作のダブトラックです

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youtu.be

 



 

デッド・ドント・ダイ

 

1ヶ月も前の話で恐縮ですが、

ジャームッシュ監督の新作「DEAD DON'T DIE」を

劇場で鑑賞してきました

 

ジャームッシュとの出会いは

私がハタチの頃

 

ストレンジャー・ザン・パラダイス

 

リアルタイムではありませんが、

ジャームッシュの描く「青春」に激しく共感し、

以来、ジャームッシュを追い続けてます。

 

前作「パターソン」は

オヤジに向けた、

これまた絶品の青春(!)映画で

ほんと、私はこの人の感性・感覚みたいなものに共感するし、

愛してます

 

一番のお気に入りは

オンリーラバーズレフトアライブ

 

必要以上に個人の趣向を主張しているかもしれない

人によってはやりすぎかも思うかもしれない映画ですけど

映像の美しさ

ティルダの美しさ

音楽の美しさ

乱雑な住まいの美しさ

異国の地の美しさ

 

いちいちうっとりしてしまいます

 

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デッドドントダイですが

 

これにはまいりました

 

これまで劇場で鑑賞した映画で最低です😅

 

少なくとも私は全然ダメでした😓😓😓

 

ジャームッシュらしく

くすくすしてしまうような場面は随所にあるのですが

芯がないというか

描き出す対象、描きたい信念みたいなものが

私にはわかりませんでした

 

おまけに音楽も良くない😩

 

ところで、

映画館はコロナ対策で

前後左右に人がいないように

座席が整理されているのですが、

これ、とてもよいです

 

映画に集中できます

 

劇場やカップルや家族で行かれる方には申し訳ないけど

一人で観に行く私としては

このスタイルを続けて欲しいと思ってます😅

 

 

youtu.be

 

ステイホームでトラック制作

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外出・移動自粛が解除され、

徐々に日常らしきものに近づいてきました

 

自粛前、土日はいつもジムに行って

温泉行ってサーフィン行くのがルーチンでした

 

自粛でそれらが出来なくなり、

さてどう過ごそう?

読みたい本はいっぱいあるし

観たい映画は山ほどあるし

勉強したいこともある

 

せっかくだから全部やってしまおう、と決意しましたが

結局どれもやりませんでした

 

代わりに

集中して取り組んでいたのが

トラック制作です

 

DTMです

 

ここ数年封印していたのですが、

外出自粛を機に再開したら

止まらなくなってしまいました💦

 

操作方法はなかなか思い出せないし、

そもそもアプリが古くて

サポートが切れててまともに動かないしで

難儀してますが

 

まあ楽しいからいいか、って感じです

 

せっかく作ったので

You Tubeにアップしてみました

 

youtu.be

 

チャンネルまで作ってしまいました

簡単にできてしまうものなのですね😅

 

創作って

うまくいかないと

「やっぱり俺には才能がない」なんて心が折れるけど

完成させるとこの上ない達成感を味わえるし

次はもっとかっこいいものを作ろう、と思うし

なんだか自分のことを好きになってくしで

なかなか味わい深いものだと思ってます

 

これからも

完成したものからどんどんアップしていきたいと思ってます

 

 

何度も観た映画 ドライブ

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こんばんは

 

ここのところ、

週末の夜にワイシャツにアイロンをかけながら

映画を観るのが習慣になっています

 

今回チョイスしたのは「ドライブ」

 

ライアン・ゴズリング主演の2011年の作品です

 

鑑賞するのは4回目くらいです

私にとって、この映画の魅力はなんなのでしょうか

 

多分それは 

スタイリッシュ

 

この映画、一言で言うとやくざ者の話なのですが、

なぜか「スタイリッシュ」なのです

 

アイロンをかけながら考察してみました

 

タイトル

ダークな背景に蛍光ピンクで筆記体の「Drive」

このタイトルがやくざ者映画であることを忘れさせます

 

ずるいですね

 

タイトルが映画の雰囲気そのものになっているし

映画そのものもタイトルに負けずスタイリッシュ

相乗効果ですね

 

音楽

ちょいちょい流れる

80's風POPミュージックが印象的です

その楽曲のアンダーグラウンドで、けだるい感じが

映画にフィットしています

 

映像

色彩がよいですね

 

ウォン・カーウァイを思わせる

ヴィヴィッドな色彩はヒジョーに私好みです

この色彩もまた

アンダーでけだるい感じを醸し出しています

 

この色彩が決定打となって

スタイリッシュな映画になっているのだと思います

 

俳優陣

配役は文句のつけようがないですね

生々しいやくざ者と

ジャストフィットな主役とヒロイン

 

ライアン・ゴズリングは寡黙で影のある役がよく似合います

 

そして

ヒロインの

キャリー・マリガンがスーパーキュートです

 

でもって

男を見る目をない役、というか

やくざ者に惚れてしまう役をやらせると天下一品かもです

 

17歳の肖像」と映画でもそうですが

己の決断を受け入れる覚悟というか、

そもそも惚れた男の選択自体が過ちのように見えるけど、

言い訳せずに乗り越えて生き抜く

そんなことを表現するのに長けている気がします

 

あとは、生々しいやくざ者たち

この人たちが映画に奥行きを与えてると思います

奥行きがあるから、多分私は何度も鑑賞してるのです

この人たち、ちょー怖いです

映画「グッド・フェローズ」くらい怖いです

 

この映画、

おそろしいことに「カタギ」が一人も登場しません

ヒロインですらカタギとは言えません

 

繰り返し観れば観るほど

やくざ者しか登場しないヤクザな映画がスタイリッシュなことが不思議に思えてきます

 

今回、文章にしたことで

私自身も映画の魅力が整理できた気がします

 

★★★★☆

 

 

 


 

いまちょっとビリー・アイリッシュ

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年末に「アメリカン・ミュージック・アワード」の授賞式がBSで放送されていて、初めてビリーアイリッシュを見たのですが、

一発で虜になってしまいました

 

 

 

17歳の小娘ということしか知らなくて、なんとなく小生意気なパンク娘だと思っていたのですが、

思いっきり裏切られました

 

アンダーグラウンド感あふれるトラックの上で囁くようにしっとりと歌う彼女

不思議と覚えやすいメロディー

彼女の存在感

 

AppleMusicでアルバムをすぐにチェックしました

YouTubeでLIVEを何本も見ました

 

もう彼女に夢中です

 

古い例えで申し訳ないですが、

私には、

カート・コバーンのカリスマと

ビヨークのアーティスト性を併せ持つように思えました

 

ウィスパーボイスとしてはマイブラヴァネッサ・パラディ以来のお気に入りかも

 

 

最新の音楽を聴いてる感じがするのも良いですね

EDMも通ってきた宅録ミュージックってかんじで

メインストリームに出てきたこと自体が奇跡な感じがします

 

 

アルバムよりもLIVE映像が楽しいです

それも、フェスよりも単独LIVE

 

動画をチェックすると

1曲目から大合唱なんですが、

ほぼ女性の声!

あまりお目にかからない光景です

見てるとゾクゾクしてきます

カリスマです

 

 

これ、ムーブメントにはならないのでしょうか?

追従者はいないのでしょうか?

かつてのグランジのように、

カルチャーになっても良さそうな凄みを感じてしまうのですが

独特な格好をしてるし

「パジャマパーティー」とか名付けて盛り上げてくれればいいのに

 

 

さて

ビリー・アイリッシュ自身は芯が強そうですが、

イモギリギリのトラックはバランスが崩れると聴けたものじゃなさそうで

良い時間は短いかもだから

今の彼女を存分に味わいと思ってます

 

 

ところで

私は46歳で

ビリーアイリッシュより年長の娘もいたりするのですが、

彼女を素直に良いと思える自分の感性が嬉しかったりします

いくつになっても良いものは良いし

楽しいものは楽しいものですね

 

 

 


 

センター試験と爆音

本日はセンター試験

 

うちの子も早朝から出かけて行きました

 

だから

爆音で音楽を聴ける!

 

ずっとちっちゃい音で音楽を聴いたり映画を観たりしていました

ギターも全然弾いていません

勉強の邪魔しちゃいけませんからね

 

けど

今日は朝から爆音!

...っていっても小さなスピーカーで大きな音を出してるだけですけど...

 

大きな音で聴く音楽はやっぱり楽しいですね

音は空気の振動なのだから

たまには体で音を感じないといけませんね

 

 

ということで

メタルやらテクノやらジャズやら

つまみつまみ聴いていたのですが

今日、ツボにはまったのは

「プロフェッツ・オブ・レイジ」です

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レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの演奏隊と

パブリックエネミーのチャックD

サイプレス・ヒルのBリアルが組んだバンドですね

 

やもすると過去の人と思ってしまいがちな面子ですが、

アルバムは

みずみずしくて

テンション高めで

チャレンジングな楽曲あったりして

それでいて円熟味を増した演奏を楽しめちゃう良盤です

 

演奏隊は音も良いのですが、

特にトム・モレノのギターは

クリーンでいてヘビーな

ちょっと他では味わえない音を出しています

 

 

このバンド、

解散してしまったみたいですね

 

理由はレイジの再結成らしいです。。。

 

レイジは大好きだけど

レイジにかつてのようなテンションは期待できそうにないし

アルバムも出さないのなら

プロフェッツ・オブ・レイジを続けてほしかったなー

ライブに行きたかったなー

けど、レイジが日本でライブしないかなー

来たら行くのになー

なんかレイジが聴きたくなってきたなー

ザックはやっぱかっこいーなー

レイジはやっぱバトル・オブ・ロサンゼルスだなー

 

 

 


 

【作品紹介】クエンティン・タランティーノの五本

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映画監督タランティーノ

 

俳優ハーヴェイ・カイテルの援助でデビュー作を作り上げ、注目され、

パルプ・フィクションで一躍時代の寵児になりました。

 

ワンハリも記憶に新しい、彼の作品5本を紹介いたします。

 

【目次】

 

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レザボアドッグス Reservoir Dogs

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1993年公開

【出演】

ハーヴェイ・カイテル

ティム・ロス

スティーヴ・ブシェミ

 

タランティーノのデビュー作。

 

ストーリーは、ざっくり言うと銀行強盗にまつわる話ですが、

劇中ではその前後が主に描かれています。

 

これでもか、というくらいアイデアが積み込まれているデビュー作らしい脚本を、デビュー作らしからぬ演出で魅せる作品。

 

登場人物は、いまやタランティーノファミリーともいえる俳優たち。

ティム・ロススティーブ・ブシェミはこの作品からブレイクしました。

それぞれのキャラの立ち具合と濃ゆさが作品に厚みを与えています。

 

嘘のエピソードの練習場面から、回想(?)映像に変わる場面は、嘘だと思っているのに息を飲んでしまいます。

 

マイケルマドセンの変態ぶりは、後年の「タランティーノ=残虐シーン」の走りか?

 

そして、衝撃のラスト。。。

 

大傑作です。

 

パルプフィクション Pulp Fiction

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1994年公開

【出演】

ブルース・ウィリス

ジョン・トラボルタ

ユマ・サーマン

サミュエル・L・ジャクソン

 

登場人物もすっかり豪華になった2作目。

 

またもやマフィア・ギャングもの。

エピソードも小ネタもアイデアもてんこ盛り。

 

2作目なのに、ものすごい情報量。

なのに、なにひとつ無駄なものがないように見える。

 

やりたいことをやりきった感、出し切ったがあります。

ラストシーンの脱力具合もそんな感じだし。

 

主役(?)が死んでいるのに、時系列を入れ替えるということで、なぜかハッピーエンドに見えるという、恐るべき演出。

ファミレスのシーンといい、古物店の地下室のシーンといい、

 

見たことのない描写・演出が冴え渡ります。

 

そして、サミュエル・L・ジャクソンの存在感が凄まじい。

 

レザボア・ドッグス」と「パルプ・フィクション」の2本は、彼のフィルモグラフィーでも別格と心得てください。

 

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド Once Upon a Time in Hollywood

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2019年公開

【出演】

レオナルド・ディカプリオ

ブラッド・ピット

マーゴット・ロビー

 

タランティーノの最新作。

往年のハリウッドを舞台にした作品。

久々に「楽しい」と思えた作品でした。

往年の切れ味や緻密さはないものの、「味わい」という意外な武器を身につけて、全編を通して楽しませてくれます。

 

なにしろ、ブラピがかっこいい。

明らかにブラピをカッコよく撮るために作られた作品です。

 

主役のディカプリオはブラピの引き立て役です。

チャールズ・マンソン・ファミリーも、ブルース・リー(!)までもがブラピの引き立て役として登場します。

ブラピのカッコよさを存分に堪能してください。

 

映画愛にあふれる作品ですが、キルビルのように押し付けがましくなく、タランティーノの成熟を感じます。

 

タランティーノらしくない映画かもしれませんが、NO.3にランクさせていただきます。

 

 

イングロリアス・バスターズ Inglourious Basterds

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2009年公開

【出演】

ブラッド・ピット

クリストフ・ヴァルツ

メラニー・ロラン

 

第二次世界大戦を舞台にした作品。

ストーリーは分かりやすく、エンディングに向かってまっすぐに突き進んでいきます。

しかし、過剰な残虐シーンは、はっきり言ってムダ。

不愉快です。

が、「歴史改変」が痛快です。

 

準主役のクリストフ・ヴァルツがいやらしくて、とてもよいです。

ナチスは「悪」かもしれないけど、所属しているのは人間なんですよね。

 

 

トゥルーロマンス True Romance

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1994年公開

【出演】

クリスチャン・スレーター

パトリシア・アークエット

デニス・ホッパー

クリストファー・ウォーケン

 

監督作ではなく、脚本のみを担当。

じつは「レザボア・ドッグス」とほぼ同時に公開。

 

監督したトニー・スコットは「トップ・ガン」や「クリムゾン・タイド」といった作品を撮ったヒットメーカー。

そんな彼がタランティーノの脚本で撮ると、垢抜けたハリウッドらしいPOPな作品に。

デタラメなんだけど、楽しめちゃう。

ハッピー・エンドも◯

本来は違うエンディングらしかったから、タランティーノ監督作じゃなくて正解かも。

 

デニス・ホッパークリストファー・ウォーケンの掛け合いは必見です。

ベテラン変態俳優二人のせめぎ合いに息が詰まりそうになります。

 

 

まとめ

 

個人的には当たり外れの多い監督だと思いますが、

どの作品も車メーカーなどのスポンサーの匂いがせず、己の撮りたいものにこだわり続けていると感じます。

それこそが、タランティーノたる所以でしょう。

映画への愛と敬意がどの作品からもにじみ出ています。