何度も観た映画 ドライブ

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こんばんは

 

ここのところ、

週末の夜にワイシャツにアイロンをかけながら

映画を観るのが習慣になっています

 

今回チョイスしたのは「ドライブ」

 

ライアン・ゴズリング主演の2011年の作品です

 

鑑賞するのは4回目くらいです

私にとって、この映画の魅力はなんなのでしょうか

 

多分それは 

スタイリッシュ

 

この映画、一言で言うとやくざ者の話なのですが、

なぜか「スタイリッシュ」なのです

 

アイロンをかけながら考察してみました

 

タイトル

ダークな背景に蛍光ピンクで筆記体の「Drive」

このタイトルがやくざ者映画であることを忘れさせます

 

ずるいですね

 

タイトルが映画の雰囲気そのものになっているし

映画そのものもタイトルに負けずスタイリッシュ

相乗効果ですね

 

音楽

ちょいちょい流れる

80's風POPミュージックが印象的です

その楽曲のアンダーグラウンドで、けだるい感じが

映画にフィットしています

 

映像

色彩がよいですね

 

ウォン・カーウァイを思わせる

ヴィヴィッドな色彩はヒジョーに私好みです

この色彩もまた

アンダーでけだるい感じを醸し出しています

 

この色彩が決定打となって

スタイリッシュな映画になっているのだと思います

 

俳優陣

配役は文句のつけようがないですね

生々しいやくざ者と

ジャストフィットな主役とヒロイン

 

ライアン・ゴズリングは寡黙で影のある役がよく似合います

 

そして

ヒロインの

キャリー・マリガンがスーパーキュートです

 

でもって

男を見る目をない役、というか

やくざ者に惚れてしまう役をやらせると天下一品かもです

 

17歳の肖像」と映画でもそうですが

己の決断を受け入れる覚悟というか、

そもそも惚れた男の選択自体が過ちのように見えるけど、

言い訳せずに乗り越えて生き抜く

そんなことを表現するのに長けている気がします

 

あとは、生々しいやくざ者たち

この人たちが映画に奥行きを与えてると思います

奥行きがあるから、多分私は何度も鑑賞してるのです

この人たち、ちょー怖いです

映画「グッド・フェローズ」くらい怖いです

 

この映画、

おそろしいことに「カタギ」が一人も登場しません

ヒロインですらカタギとは言えません

 

繰り返し観れば観るほど

やくざ者しか登場しないヤクザな映画がスタイリッシュなことが不思議に思えてきます

 

今回、文章にしたことで

私自身も映画の魅力が整理できた気がします

 

★★★★☆